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とにかくビジョンを語る
情報には共感を抱かない
それも以前の記事で書いたのですが、人は情報やノウハウ、知識、そういったものには感情を一切抱きません。 抱きませんというのは、その情報発信者に対してです。 例えば新聞を読んでいて、政治、経済など記事を読んで新聞社に共感を感じることはありませんよね? でも、ライターの特集ルポとか商品開発のストーリーとか、崖っぷちからの成功へのサクセス・ストーリーには感情を抱くんですよね。 だからあなたが情報発信をしていて、 GoogleやYahoo、Safariで検索すればいくらでも出てくるような情報を書いていても誰もあなたを見向きもしませんし、あなたに対してなにかしら感情を抱くこともありません。 じゃあどうすりゃいいのでしょうか?ビジョンを語れ!
これはですね、一番最初に僕が実業として起業した時に覚えたことの一つです。 それがビジョンを語るということです。 ビジョンを語るとどうなるのか ビジョンとは、例えば企業理念のようなものです。例えば TOYOTAの企業理念は
・内外の法およびその精神を 遵守し、オープンでフェアな 企業活動を通じて、 国際社会から信頼される 企業市民をめざす ・各国、各地域の文化、 慣習を尊重し、地域に根ざした 企業活動を通じて、経済・社会の 発展に貢献する ・クリーンで安全な商品の提供を 使命とし、あらゆる企業活動を 通じて、住みよい地球と豊かな 社会づくりに取り組む ・様々な分野での最先端技術の 研究と開発に努め、世界中の お客様のご要望にお応えする 魅力あふれる 商品・サービスを提供する ・労使相互信頼・責任を基本に、 個人の創造力とチームワークの 強みを最大限に高める 企業風土をつくる ・グローバルで革新的な 経営により、 社会との調和ある成長をめざす ・開かれた取引関係を基本に、 互いに研究と創造に努め、 長期安定的な成長と 共存共栄を実現すると言ったものです。 ビジネスを通してどのような変化をこの世界に起こすのか、企業としてどうなりたいのか、 社会に対してどのように貢献していくのかといったことが書かれています。 ちょっと企業理念の場合はお固いので、感情移入しづらいところはありますね(苦笑)