ライティングをする際に重要な4つのポイント

[voice icon=”https://kojin-kigyo.com/wp-content/uploads/2018/03/29497371_763234493885155_1120104411117387776_o.jpg” name=”広瀬徹夫” type=”l”] Webマーケッター、Web制作事業を生業にしている広瀬徹夫です。 僕は日々、Web制作の受注を受けていますが、その中にLP(ランディングページ)を制作することがあります。 LPとはセミナーの開催告知ページや情報コンテンツなどのセールスページなどを差します。 僕が日々、このLPを書く際に心がけていることを書いてまいります。[/voice]    

リサーチを徹底的にする

絶対に外すことの出来ないことがあります。 それは「リサーチ」です。

まずどの様な目的を持ってLP公開するのかを徹底的にリサーチします。

商品を販売したいのか、ブランディングをしたいのか、学びを与えたいのか、など色々ありますが、まずその目的を知らなければライティングの方向性が定まりません。 方向性が定まらなければ、ライティングをすることは出来ません。 こういった聞き上げをクライアントさんからすることもライティングするにあたって必要な行動になります。 そういう意味では聞き上げする能力も当然問われます。 ですので、その時には 僕はモードが完全に切り替わります。 クライアントにとって目的に合ったLPを創る為にもそれは絶対に必要なことなのです。  

そしてターゲットはどの様な人達なのか?

商品、サービスを提供する相手の年齢や職業、性別、などがそれに当たります。 ターゲットが定まらなければ、言葉遣いも決まりませんし、ターゲットに刺さる言葉も見つけることは出来ません。 ターゲットが仮に28才、サラリーマン、男性であれば(本来はもっと絞り込みます)その人が普段どういう思考をしているのか、どういう言葉遣いをしているのか、どういう時代を過ごしてきたのか、などをリサーチします。 それにより、ターゲットの気持ちが少しずつわかってくるのです。 ターゲットとなる人と会話をしたり、悩みを聞いたり、理想の未来を聞いたりとターゲットになりきるぐらいの気持ちでリサーチをしていきます。 ターゲットの気持ちになれば、ターゲットが何を欲しているのか、どの様な言葉が響くのか、的確に判断して選ぶことが出来ます。 このリサーチを抜きにして、ライティングをすることは出来ません。  

商品、サービスを知り尽くす

当たり前の話しですが、商品、サービスの中身がわからなければ、それらの説明をすることも出来なければメリットもデメリットもわかりません。 中身がわからないものを購入する人はまずいませんよね? メリットだけを全面に押し出して煽りまくるという悪質なライターさんもいますが、それは僕の信念にそぐいません。 仮にそういう依頼を受けたとしても100%お断りします。 その商品、サービスを購入された方が満足しなければ僕の仕事は虚業になってしまいます。 そんな事は絶対に許されるべきことではないです。 ですので、商品やサービスの内容も徹底的にリサーチしていきます。 [voice icon=”https://kojin-kigyo.com/wp-content/uploads/2018/03/29497371_763234493885155_1120104411117387776_o.jpg” name=”広瀬徹夫” type=”l”]ライティングはリサーチが命だと僕は考えています。 何のヒントもなく書けば、誰にも相手にされないLPが出来上がるだけです。 それはある意味ただのゴミでしかありません。 テキトーといっても過言ではありませんし、リサーチをしないライターはなんちゃってライターだと僕は思います。[/voice]    

ヘッドコピーが全て

リサーチ部分についてはかなり省略しましたが、リサーチが終わってやっとライティング作業が始まります。 そして何よりも大事なのがヘッドコピーです。 LPの1番頭に表示される画像と文字を組み合わせた部分です。 ここのライティングで売上の8割が決まると言っても過言ではありません。   何故か? LPを見る方はヘッドコピーを見て、瞬時に必要性があるかどうかを判断します。 ターゲットにとって、全く噛み合わないヘッドコピーを書けば、高確率でそのLPは閉じられてしまうでしょう。 そういう意味で事前のリサーチが何よりも大事なんです。 徹底的にリサーチ、ある意味リサーチの段階でその商品が売れるか売れないかが決まっていると言っても過言ではないです。 それほどリサーチというのは重要度の高いことです。   ヘッドコピーはリサーチの全てが詰まっている、そしてそのリサーチが失敗していればLPは閉じられる。 ヘッドコピーとリサーチの重要性が非常に高いです。  

サブヘッドだけで行動してもらう

サブヘッドとは記事の途中にある大きな文字やテキストに背景色がついている部分、各セクション毎の区切りの部分のライティング(コピー)です。 こちらを見て頂ければサブヘッドがどこの部分かわかるかと思います。 https://landing-pages.site/brilliant0222 私が制作したLPになります。 サブヘッドだけを見て行動、つまり購入やセミナーへの参加がしたくなるかどうか、という意味です。 ヘッドコピーの次に大事な部分がこのサブヘッドになります。 大体のLPの閲覧者はページの先頭から最後までしっかりと熟読することはありません。 LP全体をスクロールしながら、自分に刺さる言葉が合ったらそこでスクロールを止め、文章を読んでいきます。 LPを舐め回す様に読む人はLPを研究している人だけです(笑)   [voice icon=”https://kojin-kigyo.com/wp-content/uploads/2018/03/29497371_763234493885155_1120104411117387776_o.jpg” name=”広瀬徹夫” type=”l”]僕は日々、LPの精度を上げる為にも他のLPを見て自分がどの様な感情になるかなど、ポイントを抜き出して保存しておきます。 これはスワイプファイルと呼ばれるものですが、コピーライターでスワイプファイルを持っていない方はまずいません。 もしスワイプファイルという言葉を知らないライターがいたとすれば、その方はなんちゃってライターさんなので気をつけましょう。 もしこれからコピーを初めて書く方がいらっしゃいましたら、ヘッドコピー、サブヘッド、これだけは抑えておくことが大事ですので、覚えておいてくださいね。[/voice]  

提供者になりきる

最後がターゲットではなく、LPの主人公である商品、サービスの提供者になりきるということです。 これも徹底的なリサーチを最初の段階でやります。 提供者のビジョンやミッション、商品に対する想いや、クライアントに出して欲しい結果、提供者自身の理想の未来など、その項目は多岐に渡ります。 普段、よく接する方であれば、フィーリングで書くこともありますが、初見の方の場合は、僕はその方のことを全くわかりませんので、徹底的に聞き出してリサーチをします。 そして、最終的には僕自身が提供者になりきった気持ちでライティングをしていきます。 ライティングを依頼するということは、代弁者になって欲しいということでもありますから、その方の思考、考え方などを聞き出すのは当たり前です。 これが出来なければ、LPは中途半端な完成度になるでしょう。 提供者になりきる、これもLPを書く際に僕が意識している重要な要素です。  

まとめ

かなり足早に書いてきましたが、全てを伝えるにはそれこそ本一冊分くらいのことをお伝えしなければなりません。 それはわざわざ僕が伝えなくても、コピーライティングの書籍は多く出版されていますので、それを参考にして頂ければと思います。   [voice icon=”https://kojin-kigyo.com/wp-content/uploads/2018/03/29497371_763234493885155_1120104411117387776_o.jpg” name=”広瀬徹夫” type=”l”] ライティングの大部分はリサーチが締めていることがお分かりになりますでしょうか。 これはあなたがこれからビジネスを始める際にも大事なことです。 こちらの記事にも書きましたが、リサーチ無しでなんとなく起業をするのはリスクたっぷりです。 [kanren postid=”567″] ビジネスにおいてリサーチ、ベンチマークは競合他社との差別化を測る為にも非常に大事なことです。 それはライティングにおいても同じことであり、絶対にリサーチを抜かすことは出来ないのです。 リサーチ、リサーチとしつこいぐらいに書きましたが、本当に大事なことですので、リサーチ力を高めることをしていけばあなたのビジネスは加速していくことは間違いありません。   『コピーで解決しない「ビジネス」上の問題はない』と世界一のコピーライターであった(故)ゲイリー・ハルバート氏の名言がありますが、何だかんだ言ってビジネス上の多くのやりとりは文章で成されます。 コピーを極めることはビジネスを制す、じゃありませんがコピーラティング能力は起業家として必要な要素のひとつだと僕は思います。   それでは! [/voice]

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